めだかを愛する皆さん!
こんにちは ホップめだかのIです。
去年のシーズン中は
この動画の中に
1番大きい青い400リットルの容器が2つ並んでるのが分かると思いますが
この向かって左側の方は
ミジンコ培養専用容器として使ってました(ちょっともったいないけど(笑))
やがて寒くなり
そのまま放置
もう寒さで全滅してると思い
1度リセットしようと思い容器を覗いたら
冬の間完全放置で全滅してたはずなのに
最近のこの暖かさでゾウリムシが湧いてました
なぜ全滅しなかったか
もちろんご存じの方が多いと思いますが簡単に説明します
ミジンコはメスだけで繁殖出来る変わった生き物で
それを単為生殖と言います
しかし
数が減ったり
水質が悪化したりと
色々な条件で
全滅の危機が訪れると
通常はメスしか産まれない卵からオスが産まれて
オスとメスで繁殖行動をします(有性生殖)
そうなんです
ミジンコって緊急事態になった時しかオスは産まれないんです
そして
その結果産まれた卵が
耐久卵(休眠卵)という卵なんです
この耐久卵の凄さは
田植えの時期では無い田んぼには水がありませんが
水が枯れる前に
ミジンコは耐性卵を産んでいて
土の中で越冬させる事で
田植えの時期が来て
水を張ると
耐性卵が孵化して
ミジンコが湧いてくるんです
しかも
環境が良くなったからと言って
耐久卵が一気に孵化する事は無く
また環境が悪くなる事を想定して
少しずつしか孵化しないシステムになってるんです
一説には
40年前の耐性卵が孵化したという記録もあるらしいです
凄くないですか?
(すべて受け売りですけど(笑))
なので皆さん
ミジンコが全滅したと思い容器をリセットして洗ってしまうんじゃなくて
全滅してしまったと思ったミジンコの飼育水を使用したり
そこに溜まってる泥なんかを入れておけば
また自然にミジンコが湧いてきて
毎回毎回
ミジンコを買わなくて済むかもしれませんよ(笑)